この記事の連載

 犬と違い、一緒に出掛けたりすることがあまりない猫。

 だからこそ、愛猫家たちはうちの子のことをもっと話したい! 猫たちと“あの人”の、愛情溢れるエピソードを聞いてみました。

 猫の個性も、関係性もそれぞれ違い、猫あるあるには親近感。

 今回はモデル 松島花さんの愛猫とのエピソードを紹介します!(「CREA」2024年夏号より抜粋)


うちの愛猫、自慢させて!

ゴメズ

6歳のオス。幼いころから大好きな映画『アダムスファミリー』に登場する兄弟から命名(笑)。

ごろりん

推定12歳のオス。ゴロゴロ喉を鳴らす甘え上手。東京都動物愛護相談センターでは「ごろりん」と呼ばれてかわいがられていたので、その呼び名を譲り受け。

フェスター

6歳のオス。ゴメズと兄弟なので同じ由来。

Q.1 愛猫とのなれそめは?

A.1 保護猫を3匹同時に迎え入れ

 東京都動物愛護相談センターに収容されていた負傷猫を、保護主さんが引き取って治療をし、里親募集していたのが、ごろりんです。先代猫と重なる面影もあって我が家へ。1匹で寂しくないよう、同じ保護主さんから黒猫兄弟の2匹も引き取りました。

Q.2 愛猫の一番好きなところは?

A.2 繊細なゴメズは毛繕いが上手

 ごろりんはつかみどころのない猫ですが、帰宅時に玄関まで迎えにきてくれるところ。控えめな性格のゴメズは遠慮がちに甘えてくるのがたまりません。賢いフェスターはドアノブにジャンプしてどこでも開けますが、写真が苦手でいつも変顔に(笑)。

Q.3 愛猫の愛おしい癖は?

A.3 犬のようにしっぽを振るごろりん

 ごろりんは、犬のような猫(笑)。ずっとしっぽをブンブン振っていて、名前を呼ぶと「ニャー」と応える声がとても愛らしいです。ゴメズはしっぽをピーンと立てながらプルプル震わせて「甘えたい」と表現する姿。フェスターはジャンピングスリスリもかわいいし、お尻をポンポンされるのが好きで、ポンポンするとお尻を高く上げるところです。

2024.08.26(月)
文=大嶋律子(Giraffe)

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。