この記事の連載

  犬と違い、一緒に出掛けたりすることがあまりない猫。

 だからこそ、愛猫家たちはうちの子のことをもっと話したい! 猫たちと“あの人”の、愛情溢れるエピソードを聞いてみました。

 猫の個性も、関係性もそれぞれ違い、猫あるあるには親近感。

 今回は漫画家 今日マチ子さんの愛猫とのエピソードを紹介します!(「CREA」2024年夏号より抜粋)


うちの愛猫、自慢させて!

キュウ

9カ月のオス。好奇心旺盛なので、探求の「求」とクエスチョンの「Q」から名づけました。

ネルネ

11歳のメス。初対面のとき、すぐに膝の上で寝てしまいました。そのときの「よく寝るね」から。

Q.1 愛猫とのなれそめは?

A.1 ネルネの血縁でキュウもお迎え

 子どものころから猫と一緒に暮らしています。当時のクラス担任の先生が飼っていた猫が仔猫を生んだということで、その中から1匹をもらってきたのがはじまりです。ネルネは先住猫だったムームの妹役としてやってきました。食いしん坊で「ネルネさん」と呼んでいます。ネルネがとても優しく史上最強の天使だったので、もう一匹迎えるなら「同じような子がいいな」と思い、血縁のあるおうちからキュウを迎えました。

Q.2 愛猫の一番好きなところは?

A.2 ネルネは天使としか思えない!

 ネルネはとにかく優しいところ。天使そのもの! 甘えん坊でもあります。キュウの好きなところは、身体は大きいのですが、マイペースでとぼけた性格なところです。

Q.3 愛猫の愛おしい癖は?

A.3 「プープー」と鼻いびきをかくところ

 ネルネとキュウ、2匹とも、熟睡していると「プープー」と鼻いびきをかきます。それがたまらなく愛おしいです。

2024.08.24(土)
文=大嶋律子(Giraffe)

CREA 2024年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

猫のいる毎日は。

CREA 2024年夏号

猫のいる毎日は。

定価950円

人生に大切なことを猫は全部知っています。過去や未来ではなく、いまを生きること。必要なときに食べ、好きなときに眠ること。人に気を使いすぎないこと――。そう、猫は最高! それにしても、私たちはなぜこんなにも、この不思議な生き物に魅了されてしまうのでしょうか。1998年に日本の女性誌ではじめて「猫」を特集し、パイオニアだったCREAが、終わらない猫ブームが続くいま、12年ぶりに、猫と人との幸せな関係を紐解きます。