KAORIさんが開く「新しい扉」
商品開発チームの松岡美季さんと川口瑠里子さんは、「KAORIさんとのディスカッションはワクワクする」と話す。「新しい扉を開こうとしてくれることがうれしい。スタッフみんなが刺激を受けています」(松岡さん)。
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コレクションに続いて誕生した新ベースメイクは、「生きているからこその透明感」にこだわった。KAORIさんが思い描く「スルスルとさざ波のようにのびていくイメージ」を、松岡さんたちが研究所に伝え、具現化していった。UVパウダーファンデーションは皮膚膜のような極薄ヴェールを実現し、グロースティックはファンデの上にさっとつけるだけで「光がめぐって肌が発光しているような仕上がり」をもたらすことに成功。驚くべき効果だ。
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右:ファンデーションの試作品が届くたびにメイクテスト。イメージしたのびになるまで何度も修正点を探った。
注目を集める新生RMK。KAORIさんがユニークな展望を明かす。
「RMKのショップを、もっと会話が生まれる場にしていきたい。メイクのことだけでなく、恋愛やファッションの話題も共有できるような場所に。RMKなら、それが可能だと思うから」
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2014.03.21(金)
文=佐藤陽子
撮影=藤巻 斉(静物)、杉山秀樹(取材)
CREA 2014年4月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。