フランスのロワールで生まれて170年余り。長い歴史とともに培われてきた伝統技法とクラフトマンシップが織りなすエーグルのラバーブーツは、自然に寄り添う人々の暮らしを快適にサポートしてくれます。

 俳優にモデル、編集者としてマルチに活躍する山本 奈衣瑠さんもまた、エーグルを愛する一人。どれだけ忙しい日々が続こうと、自然がうつし出す季節の移ろいを目で見て感じたい。そう話す奈衣瑠さんが今回向かったのは、海と山に囲まれる千葉・鴨川。愛用するヒールラバーブーツのアイコンモデル「ミリカ」を履いて、初夏の訪れをひと足さきに感じてきました。

》エーグル「ミリカ」でゆく、山本奈衣瑠の鴨川散歩。アザーカットをすべて見る。


新緑のシャワーを浴びながら。水辺歩きもなんのその!

 千葉・鴨川へ向かう道すがら、まずは君津市にある景勝地「清水渓流広場」に立ち寄ります。春から夏にかけてたっぷり陽射しを浴び、栄養を蓄えた木々が生い茂る清水渓流広場。さわさわと風にそよぐ新緑の音に耳を傾けながら、広場内にのびる遊歩道を歩いていると不思議と頭も心もクリアになります。

 山に登るなど日頃から自然に親しんでいる奈衣瑠さんですが、とくに季節ごとに移ろう景色には強い思い入れがあるそう。

「春から冬までどの時季も好きなので、それぞれが終わりを迎えるときはいつだって名残惜しい。だから季節が入れ替わる瞬間を“素通り”することだけはしたくないんです。目で見て、温度に触れて、空気を吸って、過ぎようとする季節の余韻や新たな季節の訪れをしっかり感じたいと思っています」

 この清水渓流広場も6月下旬には透き通る川辺にホタルが舞い、秋になると紅葉が水面を真っ赤に染めます。季節の移ろいを感じるには絶好の場所です。

 笹川の美しい清流が流れる「亀岩の洞窟」は、運がよければ洞窟へ差し込む陽の光が水面に反射してハート形に見えることから、撮影スポットとしても人気です。

 ぽっかりと空いた洞窟が正面に見える浅瀬がベストアングル。水辺に入って歩かなければなりませんが、天然ゴムのラバーブーツ「ミリカ」を履いていれば問題なし。迷うことなく川の中をすすむ奈衣瑠さん、水飛沫をたてながら童心に帰ったようにはしゃぎます。

「あそこに行きたい、綺麗だからもう少し近くで見てみたい。アクティブに過ごす日は、そんな自分の感情を優先できる装いでなければストレスを感じてしまいます。そういう意味で、ミリカは重宝しています。タフで防水性に優れているので、気兼ねなくどこでも行ける。急な雨でも安心ですし、こうして川に入って歩けるのも最高に気持ちいいですね」

》エーグル「ミリカ」のラインナップはこちらをチェック。

2024.06.01(土)
文=平野美紀子
写真=佐藤 亘
ヘアメイク=ボヨン
スタイリスト=渡邊 薫