この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年6月17日)

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vol.338 蒸し鶏のっけごはん

 タイのカオマンガイは鶏の蒸し汁でごはんを炊きますが、今日は蒸し汁を炊いたごはんに混ぜた「なんちゃってカオマンガイ」です。ごはんにごま油と香菜の茎を混ぜるのもポイント。

 ごはんの上にのっけた蒸し鶏は電子レンジで簡単にできちゃう、「レンチン蒸し鶏」。このレンチン蒸し鶏、すごく簡単においしくできるので、ぜひ皆様、作ってみてください。

■材料(1人分)

・蒸し鶏:1/3枚 ※レンチン蒸し鶏の作り方はこちら

[たれ]
・長ねぎみじん:大さじ1
・醤油、酢:各大さじ1/2
・オイスターソース、砂糖:各小さじ1/2
・にんにくすりおろし:少々

・ごはん:200g
・ごま油:小さじ1
・蒸し鶏の蒸し汁(あれば):大さじ2

・香菜:1本
・ミニトマト:2個

■作り方

(1)蒸し鶏は1センチ幅に切る。たれの材料を混ぜる。香菜は葉と茎をわけ、茎を細かく切る。

(2)ごはんにごま油と蒸し鶏の蒸し汁、香菜の茎を混ぜる。(1)の蒸し鶏をのせ、たれをかけて食べる。

レンチン蒸し鶏の作り方

(1)耐熱用ポリ袋に鶏むね肉1枚、塩小さじ1/2、酒大さじ1を入れてよくもむ。

(2)スライスした生姜4切れ、葱の青いところ1本を入れる。

(3)耐熱ボウルに水1リットルを入れる。

(4)ポリ袋を沈め、袋をしばらず、電子レンジ600ワットで11分加熱してそのまま15分冷ます。

 冷蔵庫で2日ほど保存可能。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.06.17(月)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔