この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月28日)

» きのうのレシピ「桜エビの沖漬けのっけごはん」


vol.318 なめこあんかけ、豆腐のっけ丼

なめこあんかけ、豆腐のっけ丼。
なめこあんかけ、豆腐のっけ丼。

 お酒を呑みすぎた次の日はこういった出汁系のものが欲しくなります。ごはんに豆腐をのっけて、あんをかけて、混ぜながら食べるスタイル。

 あんと豆腐は煮込んでません。熱々のごはんとあんに冷たい豆腐が挟まって冷やあつ状態です。全体がなじんで食べやすい温度になってさっぱりどんどんいただけます。

■材料(1人分)

・豚こま切れ肉:50g
・玉ねぎ:1/4個
・なめこ:50g
・豆腐:1/2個(ツインパック)
・ごはん:適量

[A]
・水:1カップ
・白だし:大さじ1
・ナンプラー:小さじ1

[水溶き片栗粉]
・片栗粉:大さじ1/2
・水:大さじ2

・香菜:適量

■作り方

(1)玉ねぎは薄切りにする。なめこはほぐす。豆腐は厚さを半分にし、ごはんの上にのっける。

(2)鍋に[A]を入れて中火で熱し、煮立ったら、豚肉、玉ねぎ、なめこを入れる。再度沸騰したら水溶き片栗粉を回しいれ、とろみがでたら(1)にかけて香菜をのせる。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.28(火)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔