文化や歴史に触れるのも、離島に行くのもどちらも楽しい

 ニューカレドニアの先住民カナックの文化や歴史に興味をもったら、アンスバタから車で約20分の「チバウ文化センター」へ足を延ばしてみるのも一案。博物館や図書館、植物園などが集合した複合施設で、建築家レンゾ・ピアノが手がけた建築も見どころです。広大な敷地には広場もあるので、ピクニックするのもいいかも。

 なお、ニューカレドニアを訪れた2023年9月には、同年初頭に目撃されたサメの予防措置として、ヌメアの海岸線から300メートル以内の遊泳が禁止されていましたが、それも防止ネットを設置することで12月には解禁に。

 タクシーボートで行くヌメア沖のカナール島も通常営業を再開。離島のビーチクラブでのリラックスした時間も戻ってきました。

 街でのショッピングやダイニング、沖の島での海遊び……。帰国する前に、ヌメアで遊んで、ワンクッション。旅の時間を余すことなく、楽しめますね。

ヌメア

●アクセス ヌメア・トントゥータ国際空港から車で約50分
●おすすめステイ先 シャトーロワイヤル・ビーチリゾート&スパ
https://www.hotelchateauroyal.nc/en/

取材協力
ニューカレドニア観光局 https://www.newcaledonia.travel/ja
エアカラン https://www.aircalin.jp/ja

古関千恵子(こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること30年あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2024.04.06(土)
文・撮影=古関千恵子