台湾生まれの万能調理器

●大同日本「大同電鍋」

大同日本「大同電鍋」(Mサイズ)

22,800円
https://store.tatung.co.jp/collections/main_stainless

 台湾では一家に一台必ずあると言われている「大同電鍋」。台湾の総合電機メーカーである「大同公司」が、日本の炊飯器をモデルに作り、60年以上の歴史を持つロングセラー製品で、今でも台湾の人々には愛用され続けています。近年、その人気が日本でも話題となり、「大同日本」から日本向けの「電鍋」が発売されているんです。

 「電鍋」がこれほどまでに長く愛されてきたのは、その使い勝手の良さ。潔いまでのシンプルな設計で不動の人気を誇っています。

 付属のスチームプレートなどを使うことで、炊く、蒸す、煮込む、温めるという4種類の調理ができます。使い方は、まず内鍋に食材と調味料などを入れ、外鍋に水を注いでから内鍋を外鍋に入れてセット。外鍋に入れる水の量は、加熱時間や調理内容によって調整します。そして、本体正面にある加熱スイッチを押すだけ。調理が終わったら、自動で鍋は保温に切り替わります(保温はスイッチでオン・オフが切り替え可能)。

 蒸気の力で素材の味を引き出してくれます。ステンレス製なので、お手入れしやすく、錆びにくく耐久性に優れているのも嬉しいポイントです。

2024.01.30(火)
文=木内貴子