京都は早朝が趣深い
普段は観光客でにぎわう清水寺の参道も、早朝はまた違う表情に。静かな参道をそぞろ歩く。それもまたホテル青龍だけの贅沢かもしれない。世界遺産清水寺を始め、法観寺八坂の塔やねねの道、二寧坂に産寧坂と京都らしい町並みに囲まれているので、宿泊をしたら是非とも少し早起きをして、京都を独り占めしてみるのもおすすめだ。
朝食もホテル青龍のこだわりのひとつ。ウェルビーイングをテーマに用意された朝食は体も心も心地よい目覚めに導いてくれる。
日替わりのスターターと自分の好みに合ったメイン料理を選ぶことができ、卵料理やそば粉のガレット、パンケーキなど洋風メニューだけでなく、日本料理を得意とするシェフによる「しば漬け入りリゾット」をはじめ、「京の和朝食」や「京の朝鍋」などオリジナリティ溢れるメニューも。また訪れたいと思わせてくれる気持ちのよい朝食だ。
Well-being Breakfast
時間 7:00~10:30(ラストオーダー10:00)
料金 6,900円(サービス料込み)
「学び」をテーマにしたさまざまな体験も
小学校を改装して誕生したザ・ホテル青龍では「学び」をテーマにしたさまざまなプランも。現在開催中の「大人のお絵描き」プランでは、60色の水彩色鉛筆が入ったクリエイティブボックスが貸出しされ、廊下や中庭、テラスなど館内の気にいった場所でスケッチを楽しむことができる。まさに「芸術の秋」を堪能する体験だ。
京都の昔と今が交錯する、ヘリテージホテル。ノスタルジーとラグジュアリーが共存するホテルでの滞在は最高のリトリートになってくれるはずだ。
ザ・ホテル青龍 京都清水
2023.11.12(日)
文・写真=CREA編集部