実際に4種類を飲み比べてみた
一時期の流行と比較すると、2023年9月現在、アボカドヨーグルトブームは落ち着いているが、今回北京で飲めるアボカドヨーグルト4種を日本人留学生4人で飲み比べてみた。試したのは茉酸奶(MORE YOGURT)、兰熊鲜奶(BLUE BEAR)、Blueglass、DQ(Dairy Queen)のもの。
1. 「MORE YOGURT」の「オリジナルアボカドヨーグルトシェーク」 31元(約630円)
まずは茉酸奶の「オリジナルアボカドヨーグルトシェーク」。31元(約630円)。
2014年上海発のヨーグルト専門店で、2023年2月ごろから北京にも進出。200以上の都市に1,000店舗以上の展開を誇る。北京出店当初は2時間待ちが発生した。現在もカウンター前に常に人の姿がある。
中国のアボカドヨーグルトブームを引っ張る存在となっただけあり、飲み比べに参加したメンバーの中でも一番人気の味だった。アボカドを1個まるごと贅沢に使っており、塊でゴロゴロと入ったアボカドは味の主張がしっかりしている。またアボカドの品質にこだわっていることをアピールしているだけあって、口の中でとろけるクリーミーな食感だ。
ヨーグルトというよりはクリームチーズのような濃厚なシェークとアボカドがマッチし、人気なのもうなずける味だった。
2. 兰熊鲜奶の「クラッシュアボカドヨーグルト」 30元(約610円)
続いて兰熊鲜奶の「クラッシュアボカドヨーグルト」。30元(約610円)。
2018年北京発のドリンクショップで、牛乳を用いたドリンクで有名だ。北京を中心に100店舗以上を展開している。
ここのアボカドヨーグルトは、かなり甘めの仕上がり。その日に採れた生乳を売りにしているためか、ヨーグルトは牛乳の味がしっかり感じられる。ヨーグルトは固形感はなく、サラサラとしたテクスチャーだ。アボカドは塊部分もあるが主張が強くなく、かなり飲みやすい味だった。
2023.10.09(月)
文・写真=Ricai