この記事の連載
フィリピンリゾート・エルニド諸島
フィリピンリゾート・エルニド諸島 #2
フィリピンリゾート・マニラ近郊
小さな入り江に50室限定というネイチャーリゾート
![5棟のウォーターコテージと2棟のウォーターサイドコテージ。人気の客室なので予約は早めにしたい。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/d/1280wm/img_dd74acc1621db85e2d7caaf685919fcc246092.jpg)
「ミニロック アイランド」の客室は、6種類のカテゴリーの50室。どの客室も昔ながらのフィリピンスタイルの建築様式を取り入れていて、茅葺き屋根が南の島らしい造りだ。こぢんまりとしたリゾートなので、どの客室に滞在してもレストランやバーなどのメインエリアに近い。
海を背にして左端にあるのが5棟のウォーターコテージと、2棟のウォーターサイドコテージ。島側の2棟は波打ち際にあるのでウォーターサイドというカテゴリーだが、ウォーターコテージと造りは同じ。大きなガラス窓の外にはベランダがあり、デイベッドとテーブルが置かれている。リゾート内でもっとも海に近く、見晴らしのいい客室だ。
![ウォーターコテージの室内。ベッドが大きな窓に向かって置かれているので、目覚めた瞬間から海を眺めることができる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/1280wm/img_c3ada7a10a0a1ec3e6d47bade8b660fa124071.jpg)
その他にも、ウォーターコテージと反対側にあるのは眺めのいいシービュールーム、2階建ての客室棟に10室あるデラックスシービュールーム、中央の高台にあって眺めがいいメゾネットタイプのクリフコテージなどがあり、予算や好みによって選ぶことができる。
![デラックスシービュールームは、44平方メートルとたっぷりの広さ。海を見渡すことができる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/9/7/1280wm/img_972fe00e17750698d8d8749d60bddefd111475.jpg)
![リゾートの中央にあるビーチサイドルーム。2階の客室を指定すれば眺めがいいし、1階の客室ならビーチまで数歩というアクセスのよさ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/1/1280wm/img_e1c38935dea07be04ef2e13ca1d9b190214432.jpg)
インテリアもアメニティも、リゾートのコンセプト「エコ ディスカバリー」にふさわしい細やかな心遣いにあふれている。客室に配されたスリッパは、自然に還るヤシの葉で編んである。持ち帰りOKのリゾートバッグもヤシの葉製だ。
![客室に置かれているバッグやスリッパはヤシの葉製。白い布製の袋は「eco-nido bag」。プラスチックごみ分別用の袋だ。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/6/e/1280wm/img_6e7f49c7dd0fa983382fb39c80aaeb3e195234.jpg)
飲料水もペットボトルのものは一切なく、ガラス製のボトルだ。水を持ち歩く際には、リゾートのブティックで購入できるステンレス製の水筒を使うことになる。空のペットボトルや水筒があると便利だ。もちろん、使用後は持って帰るべし。
![ウエルカムフルーツには、フィリピンならではのマンゴーがたっぷり! ハネムーナーなど、特別なゲストの客室に用意される。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/2/1280wm/img_c267fb43fe4ee2fa86a19c00353c2b74186758.jpg)
また、「eco-nido bag」と書かれた布製の袋は、プラスチックごみを分別するためのもの。そのまま日本に持ち帰ってリサイクルするのがベストだが、ゴミ箱に入れる燃えるゴミとは別にすることで、リゾート内で適切な処理がなされるのだ。
夕食を終えて客室に戻ると、ターンダウンサービスが施されていて、ベッドの上にはメッセージが書かれた木の葉が置かれている。ゲストがよく眠れるようにという心温まるサービスだ。
![夜のターンダウンサービスの際に、手書きのメッセージが書かれた木の葉がベッドに置かれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/b/1280wm/img_7b100f041f81653f7531604c0f81bca082742.jpg)
2023.08.19(土)
文・撮影=たかせ藍沙