この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年8月18日)

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vol.35 しらすとセロリのっけパン

 買いものに行けば、セロリがなんとも立派でみずみずしくて、思わず買ってしまいました。さて、どうしよう。牛や豚とスパイシーに炒めてもおいしいけど、パンとレモンがあるんだよな……と考えて、しらすと和えてのっけることにしましたよ。

 ひとしぼりのレモンが爽やかで、暑い時期にもぴったりです。

■材料(1人分)

・好みのパン:1枚
・粗くみじん切りにしたセロリ:大さじ2
・セロリの葉:3~4枚
・しらす:大さじ2
・オリーブオイル:大さじ1/2
・塩こしょう:少々
・マヨネーズ:適量
・レモン:1カット

■作り方

(1) セロリの葉を千切りにして、みじん切りのセロリ、しらすと一緒にボウルなどに入れる。

(2) (1)にオリーブオイルと塩こしょうを加えて、よく和える。

(3) パンにマヨネーズをぬって、(2)をのせ、レモンをしぼっていただく。

 レモンはレシピ(2)の段階でボウル内にしぼって、全体によく和えてもおいしいです。酸っぱいのが苦手な人はあとしぼりで少なめに。

 そうそう、しらいさんから昨日「お気に入りのコチュジャンってあるの?」なんて聞かれてましたね。

 マニアックな答えになるけど、京都「円卓」さん、そして埼玉は北浦和「nofu」さんの特製コチュジャンが素晴らしいんだよー。コチュジャン観、変わります。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.08.18(金)
文・撮影= 白央篤司
イラスト=二村大輔