ファースト写真集『record』は名刺代わりになる1冊
![写真集『record』は「八村倫太郎という人間を知れる1冊」](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/f/1280wm/img_2f56a0980b4bb853558d8866d369b596126385.jpg)
――『record』というタイトルにも思いが込められているんですよね。
はい。今を記録するために、レコードみたいになれるように、作品として自分というものを出している名刺代わりになる1冊だと思って、こだわって作りました。
八村倫太郎という人間を知れる1冊だとも思うので、僕に興味が湧いてくれたらすごく嬉しいですし、それをきっかけに音楽も知ってほしいと思ってくれたら嬉しいです。さらには、ライブで直接会えるのを楽しみにしています。
――八村さん個人の飛躍と同様、WATWINGもどんどん成長を遂げています。グループ活動については、どのような心境ですか?スケジュールもびっしりですよね。
2023年の1年間は、自分たちのライブツアー等でスケジュールが埋まっているので、その感覚がすごく嬉しいです。去年の今頃は、Zeppライブを1月に控えていたので「その半年間で何ができるか」と自分たちで自分たちの出番を作っていたんです。
それが今はライブになっているわけで、やることが明確に決まっていると全然気持ちが違いますね。
![グループ活動については「メンバーみんな実感を持って、前に進んでいる感じがあります。グループとしてやることが決まっていて、みんなそれを共通認識で持っている状態なので」と語る。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/1280wm/img_7f6dedfaedf8194169a245c88176ffc9159950.jpg)
――一段階上がったというか、ステージが少し異なってきました。
やっとスタートラインに立てているのかな、という感じがあります。リリースがあって、ライブができて、また作品を発表して、というアーティストとしてあるべき形を取れているのとでもいうんでしょうか。
――メンバーの皆さんとも、ぐっとまとまっている感じですか?士気も上がっていそうです。
メンバーみんな実感を持って、前に進んでいる感じがあります。グループとしてやることが決まっていて、みんなそれを共通認識で持っている状態なので。
焦りも何もなく、そこに対して準備をして、しっかりといいものを出して、また作品のための準備をしてという明確な時期です。
2023.07.15(土)
文=赤山恭子
撮影=山元茂樹