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2021年、ルーヴル中央郵便局を改装し、5ツ星ホテル「ホテル マダム レーヴ」がオープン。
ルーヴル中央郵便局はルーブル美術館から徒歩10分というパリの中心地にあり、長い間ランドマークとして多くのパリっ子たちに親しまれてきました。そんな恵まれた立地を生かして設計されたこのホテル。
ルーフトップ「ルーフ」や最上階のレストラン「ラ・プリュム」からは、美しいパリの眺望を360度楽しむことができるのです。
![サントゥスタッシュ教会など、パリの景色を一望できるルーフトップ「ルーフ」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/a/1280wm/img_dac77963a96046ec6910defe247b0047253502.jpg)
「ラ・プリュム」は、面積500平米の広々としたレストラン。「ホテル マダム レーヴ」の客室同様に窓が斜めに設計され、目の前にそびえるサントゥスタッシュ教会やポンピドゥー・センターをはじめ、パリの街並みを一望することができます。パリを象徴するような、煙突のある青い屋根が並ぶ幻想的な景色は圧巻です。
![斜めに設置された大きな窓で開放的なレストラン「ラ・プリュム」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/c/1280wm/img_1cef148a98686b1e8212f93a016eba44203418.jpg)
奥には希少な大理石を使ったU字型バーが置かれており、その優美な輝きに目を奪われます。そんなエレガンスを極めた空間に、天井に描かれた大胆なアート、フォルナセッティの家具やオブジェがちょっぴりユニークなエッセンスを添えています。
![天井のアートがモダンでエキゾティックなムードを醸し出す。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/b/1280wm/img_db813f96acefa67f7611fd456e0a80b5185637.jpg)
美しい景色を堪能できる窓際席はもちろん人気ですが、暖かい季節のテラス席も格別なのです。1,000種類以上の植物を育てている緑豊かなパティオに面しているため、まるで都会のオアシスにいるような心地に。明るい夜空と心地よい風を感じながらディナーを楽しめば、パリっ子たちがテラス席を好むのも納得のはず!
![「ルーフ」に隣接したテラス席で、パリジェンヌ気分を味わって。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/d/1280wm/img_1d0ac16caed428882b2352536c0b62fa235171.jpg)
2023.06.26(月)
文=鈴木桃子