どんな人との恋愛が理想？
──番組への参加を経て、今はどんな人との恋愛が理想だと考えていますか？ ネタバレしないようにお答えください（笑）。
マイ 優しくて落ち着いている人、あとは犬が好きな人じゃないと無理ですね。
自分はこれだという人生の目的をもっている人は尊敬できますし、かっこいいと思います。
ダイキ いまの理想は、「物足りない」をじょうずに使える恋愛ですね。好きになればなるほど、時間やエネルギーを割きたくなっちゃうんですけど、そうすると毎週会うのが当たり前、毎日LINEするのが当たり前と、どんどんエスカレートしちゃうと思うんです。だから、連絡にしても、会う回数にしても、ちょっとだけ「物足りない」を作るのが大事なんじゃないかと思います。
たとえば夜通し遊べたとしても、平日はしっかり仕事をして帰ることを徹底すると、週末に終電を逃してももう一軒バーに行くのが特別なことになりますよね。
そのためには、お互いがちょっと大人になる必要があると思うんですけど、そんなふうに物足りないをずっとキープしあえる人と恋愛したいなと思います。
自立していて、依存してこない人と、どっちが相手を転がすかを競い合えたらいいな～。で、願わくは、ギリ負ける。勝負はしたいんですけど、転がされてる感を演出しつつ、最後は負けてやったよ、と言いたい。めんどくさいですね（笑）。
マイ うん、めんどくさい（笑）。
──では、それぞれのアピールポイントでどんどん押してください（笑）。
ダイキ 僕は、相手をワクワクさせるのが得意です。たとえば、外でデートするはずだった雨の日の家の三時間もワクワクするものに変えてみせます。僕自身もずっとワクワクしていたいので、「若いな～」「青いな～」と言われながらも、無謀な話や大きすぎる夢とともに生きているところが、僕の魅力だと思います。
マイ 私はすごくピュアです。あと、好きになったら一途です。本当に「この人が好きだー！」と思う人じゃないとおつきあいしてみようと思えないですし、恋愛している時はいつも、すごく本気です。でも恋愛していない時も楽しく仕事して、友達といても楽しめるタイプです。
2023.06.25(日)
文＝相澤洋美
撮影＝釜谷洋史
