クリスマスマーケットのスタンドはスイーツ天国!

ナッツのキャラメリゼ。甘くて香ばしくて……、食べ始めると止まらない危険なおいしさです。包装もかわいい!

 日本のお祭りでもそうですが、屋台といえばやっぱり食べ歩きですよね。クリスマスマーケットにも食事系からスイーツ系まで、たくさんの食べ物屋さんが軒を連ねています。とくにおいしかったのは、スイーツ。さすがザッハトルテを生んだオーストリア。屋台といえども、お菓子の味は抜群です。

 というわけで今回は、おいしかった屋台スイーツベスト3を紹介したいと思います! 文句ナシの第1位は、ナッツのキャラメリゼ。カシューナッツやアーモンドなど、いろいろなナッツを砂糖で炒って、キャラメルをコーティングしたお菓子です。味はキャラメルポップコーンのナッツ版という感じ。少し焦げたキャラメルの風味が香ばしくて、一気に食べてしまいました。個人的なおすすめはカシューナッツです!

さっくり揚げたパン生地に甘酸っぱいジャムと粉砂糖をトッピングしたキアヒル。砂糖がないほうは、ザワークラウトのトッピングです

 第2位は、ドイツ圏ではおなじみの揚げドーナツ、キアヒルです。ドイツ圏にはドーナツ生地のなかにジャムを入れたクラプフェンという甘い揚げパンもあるのですが、クリスマスマーケットで売っていたのは、ちょっと変化球の揚げドーナツ。ピザのように平たく伸ばしたドーナツ生地を揚げて、その上にカシスジャムと砂糖をたっぷりトッピングしてありました。クラプフェンはどちらかというとふわっとした食感ですが、キアヒルは揚げたてでサクサク! ジャムの甘酸っぱさと砂糖の甘さが絶妙で、なんともおいしい! 揚げたてをその場で食べられるのは、屋台ならではですよね。

 ちなみに甘過ぎるのはちょっと……という人には、ザワークラウトをトッピングした“おかず系”キアヒルがおすすめ。両者ともかなりボリューミーなので、数人でシェアして食べるのがいいと思います。

ニューヨーカーもびっくりなビッグプレッツェル。これでもか!というほどチョコがコーティングされています。甘い!

 第3位は、チョコレートがたっぷりかかったプレッツェル。日本ではプレッツェルといえばカリッとしたお菓子というイメージが強いかもしれませんが、ドイツやオーストリアではふわっとソフトなものや、もっちりしたものなど、いろいろな種類があります。もちろん、しょっぱい系から甘い系まで味のバリエーションも豊富です。味も食感もいたって素朴なのですが、なぜかこれがハマってしまうんです。日本の「カニパン」みたいな感じでしょうか? どこか懐かしくて、ほっとする存在というのでしょうか……。

 クリスマスマーケットには必ずといっていいほどプレッツェルのスタンドがあるので、一度試してみてください。本物のプレッツェルを使ったオーナメントもかわいいですよ!

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2013.12.12(木)
小林百合子=取材・文
田部井朋見=写真