この記事の連載

 現地の人が口々に「カフェに行かずしていまのソウルは語れない」と言うほど、街を歩けば刺激的な店がたくさん。せっかくの旅だからこそ、わざわざそこを目当てに出かけたい旬のお店を巡りませんか。

 今回は、漢江やロッテワールドタワーなど変わりゆく街の眺望をのんびり楽しめる、特等席のあるカフェを4軒ご紹介します。


【上水】TYPE 漢江店(タイプ ハンガンジョム/타이프 한강점)

 デザイン事務所だったところを「この景色を関係者だけのものにしておくのはもったいない」と、カフェにしただけあって、一歩店に踏み入れると太陽の光を浴びて輝く漢江の美しい景色が目に飛び込んでくる。

 広々とした空間に、北欧の名作椅子やアンティークのテーブルが配されており、どの椅子に座ろうか悩むのも楽しい。

 コーヒーは豆だけでなく、好みに合わせてハンドドリップやエアロプレスなど抽出方法も選べる。

TYPE 漢江店(タイプ ハンガンジョム/타이프 한강점)

所在地 ソウル特別市麻浦区土亭路128 5F(서울특별시 마포구 토정로 128 5F)
電話番号 0507-1322-2297
営業時間 12:00~22:00(L.O. 21:00)、月曜 6:00〜9:00、12:00〜、土・日曜・祝日 10:00~
定休日 無休
Instagram @type.hangang

2023.06.03(土)
Photographs=Atsushi Hashimoto, Nanae Suzuki

CREA 2023年春号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

いま、進化する韓国へ!

CREA 2023年春号

いま、進化する韓国へ!

定価950円

「CREA」2023年春号は久しぶりの韓国特集。韓屋や古いビルを大胆にリノベーションしたカフェ、アートピースみたいなスイーツ、新しい感性で作られる器や伝統の布――。久々の韓国は何もかもがパワフルに、ダイナミックに新しく変わり続けていました! ソウルを中心に、現地でやりたいことを詰め込んだ一冊を片手に、旅に出かけませんか。