「こんなにプレッシャーを感じるのは、唯一単独ライブぐらいです」
――ライブのお話が出ましたが、お二人はこの夏も単独ライブを開催しますね。全国5会場で延べ1万人動員、ニューヨーク史上最大規模のライブということで、意気込みが感じられます。
屋敷 そうですね。毎回ほんまに面白い単独ライブができるかどうかは分かんないですけど、自分らが100で面白いと思ってることを100のまま表現するって、テレビではほぼ不可能なんですよ。でも、単独ではそれが可能になる。
嶋佐 プレッシャーもありますけどね。もう、こんなにプレッシャー感じるのは唯一単独ライブぐらいで。
――それは、何に対するプレッシャーですか?
嶋佐 テレビだったら僕らのターンで1カ所ぐらい失敗したところで、番組自体が失敗することはない。でも、単独で面白くなかったら全て僕らのせいなんで。それは緊張しますよね。もちろん、ネタが間に合うのかとか、お客さんをちゃんと集めなきゃとかっていうプレッシャーもありますし。
屋敷 今年は去年の倍の動員を目指してますからね。大丈夫なんかって。
――完売したら1万人、つまり、1万人がお金を払ってでもニューヨークのお笑いが観たいと思ったと証明できるわけですよね。
屋敷 本当にそうですよね。5,000円のチケットを1万人が……あ、すごい金額や。
嶋佐 俺らの取り分いくらなのか、事務所に確認しとかなきゃ(笑)。
2023.05.30(火)
文=張替裕子(ジラフ)
写真=杉山秀樹