チェンマイを象徴するエリアが、堀と城壁に囲まれた旧市街。

 一辺1.6キロほどの正方形は小ぢんまりしているけれど、ここには、この都市の歴史と魅力が、ギュッと凝縮されている。

 旧市街のホテルやマーケット、おすすめの観光地などを5カ所ご紹介。


#1 老舗の湯宿のように心地良いホテル

◆Tamalind Village(タマリンド・ヴィレッジ)

 旧市街の中心近くに位置するこのホテルは、かなり長い歴史を刻んでいるように見えるものの、実は意外と新しく、オープンは2002年。

 伝統的なラーンナー建築を研究して建てられたがゆえに、そう目に映るのだ。

 中庭の真ん中には樹齢200年を数えるタマリンドの巨木が立ち、優しい翳を作る。その雰囲気は、老舗の小さな湯宿のごとし。チェンマイらしさを求めるならば、このホテルがおすすめ。

 レストランは宿泊客以外も利用可能。散歩の途中に立ち寄ってみては。

Tamalind Village(タマリンド・ヴィレッジ)

所在地 50/1 Rajdamnoen Rd., Sri Phum, Chiang Mai
電話番号 053 418 896
客室数 46室
料金(1室) 4,800タイバーツ~(2名利用、朝食付き)
https://www.tamarindvillage.com/

2023.05.31(水)
文=下井草 秀
撮影=佐藤 亘
コーディネート=長屋良典(T-Live)

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

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