この記事の連載

 チェンマイには、バンコクとは違った独自の食文化が息づいている。

 カントーク料理やカオソーイといった北タイ名物はもちろん、オリジナリティに富んだ店も見逃せない。4回に渡り4軒にご紹待。ぜひお見逃しなく!


気分はバック・トゥ・ベーシック

◆Palaadtawanron Restaurant(パーラートタワンロン・レストラン)

 キリッと澄んだ空気とどこからか聞こえる水音。市街地から曲がりくねった道を走り、車で20分ほどの山腹に佇むこの店にやってきた瞬間に覚える感興は、京都の中心から貴船の川床料理屋を訪れた折の記憶を呼び覚ます。

 眼下に広がる大都市チェンマイの風景を堪能しつつ、賞味することができるのは、カジュアルかつベーシックなタイ料理の数々。

 もちろん、古式ゆかしい宮廷料理も新感覚のキュイジーヌもいいけれど、ホッとさせてくれるのはこんな味。普通の料理が普通に美味しい。

 スプーンやフォークを口に運ぶごとに、心身のチューニングが整ってくる。気の置けない友人とテーブルを囲みたくなる店なのだ。

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Palaadtawanron Restaurant(パーラートタワンロン・レストラン)

所在地 100 Suthep Rd., Suthep, Chiang Mai
電話番号 053 21 6039
営業時間 11:30~22:30
定休日 無休
https://palaadtawanron.com/

次の話を読むタイの伝統文化カントーク(円卓)で 供される料理を気軽に味わうならここ チェンマイ「ウアン・カム・サーイ」

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Column

CREA Traveller

文藝春秋が発行するラグジュアリートラベルマガジン「CREA Traveller」の公式サイト。国内外の憧れのデスティネーションの魅力と、ハイクオリティな旅の情報をお届けします。

2023.05.27(土)
文=下井草 秀
撮影=佐藤 亘
コーディネート=長屋良典(T-Live)

CREA Traveller 2023 vol.2
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

究極のウェルネスを求めて 目醒めのタイ

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