この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

» きのうのレシピ「あおさとお麩のっけうどん」


vol.224 うどの卵とじのっけ丼

うどの卵とじのっけ丼。
うどの卵とじのっけ丼。

 うどの皮が余ったので、さて、きんぴらでも作ろうかなと思ったのですが、あ、そうだ卵とじ丼にしてみようと思い立ち、作ってみました。

 うどの皮ってなんとなくゴボウっぽいところがあるので、卵とじ、合うはず! ほんとは、かき揚げにしようかと思ったのですが、最近、「親子鍋」というどんぶり専用の鍋を手に入れたので、どんぶりに。すーっと美しくごはんにのせることができるので、おすすめです。

■材料(1人分)

・うどの皮:30g
・玉ねぎ:1/8個
・豚コマ切れ肉:50g
・卵:1と1/2個
・白だし:大さじ1
・水:大さじ3
・ごはん:適量

■作り方

(1) うどはサッと酢水にさらし、3センチの長さの千切りにする。玉ねぎは薄切りにする。

(2) 小さめの鍋に水と白だしを入れて中火で熱し、沸騰したら豚肉を入れて箸でほぐし、肉の色が変わったら、うどと玉ねぎを加え、蓋をして2分ほど煮る。

(3) 溶き卵の2/3量を流し入れ、ひと混ぜして蓋をし、さらに2分ほど加熱したら残りの溶き卵を加えて蓋をして、1分蒸らしたらできあがり。

 今日はうどの色を活かしたかったので白だしを使いましたが、なければ麺つゆでOKです。

 昨日の白央さんのあげ麩、この卵丼に入れたらおいしそうですね。

業務用 親子鍋 AOY24 1,203円/遠藤商事
業務用 親子鍋 AOY24 1,203円/遠藤商事

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.02.23(木)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔