この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

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vol.218 但馬牛と岩津ねぎのすき焼き丼

但馬牛と岩津ねぎのすき焼き丼。
但馬牛と岩津ねぎのすき焼き丼。

 日本全国の有名和牛の99.9%はもとをたどれば但馬牛だそうです。

 今日は頂きものの但馬牛と但馬名物岩津ねぎで贅沢なすき焼き丼を作りました。「最近すっかり牛肉の脂が辛くなって……」などと話していたのですが、食べて気づきました「脂……おいしいな……」。

 こんないい牛肉、中々食べる機会がないので忘れておりました。しかも、煮すぎても固くならない! ほんと柔らかくて最高のすき焼き丼になりました。脂最高!(変わり身の早さよ……)

■材料(1人分)

・牛肉:100g
・牛脂:1個 ※またはサラダ油大さじ1
・長ねぎ:1/2本
・黄身:1個

A
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・水:大さじ2

■作り方

(1) 牛肉は食べやすい大きさに切る。長ねぎは斜め薄切りにする。

(2) フライパンに牛脂(またはサラダ油大さじ1)を入れ、牛肉と長ねぎを炒める。Aを加えて全体が煮えたらできあがり。黄身をのっけて崩しながら食べる。

但馬牛しゃぶしゃぶ用/JAたじま「たじまんま」。
但馬牛しゃぶしゃぶ用/JAたじま「たじまんま」。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.02.17(金)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔