パリパリチップスと噛むほどに甘さを感じる干芋

薄くてパリパリのチップス。いくらでも食べられそう!

「さつまいも飴チップス」は2種類。紫芋を使ったものは、色も鮮やか。どちらもごく薄くスライスしてあり、飴も少量。甘すぎず、歯触りがいいので、パリパリと食べ出したら止まらなくなります。「安納芋甘干(かんかん)」は、蒸してから干してグラニュー糖をまぶしたもの。1カ月かけて作るのだとか。ねっとりした食感で歯応えがあり、噛む程に甘みが口に広がります。

丁寧な作業を繰り返すことで、パリッとした仕上がりに
さつまいも飴チップス 1袋 350円

「寒さが増したら、安納芋で干し芋も作るんですよ。お芋の持っている風味をしっかり引き出すお菓子をきちんと作っていきたい」と奥井さん。2012年7月に店内にイートインスペースを設けて、できたてのポテトのお菓子が味わえるようになりました。

安納芋甘干(かんかん) 量り売り 100g 280円。ねっとり、しっかりした甘さ

 寒い季節、とびきりのサツマイモスイーツでほっこり和みたい。

さつまいも専門店 らんらん
住所 大阪府茨木市元町1-21 
電話番号 072-622-3351
URL www.ranran-potato.com

宗田洋子(そおだ よおこ)
ライター。神戸生まれの神戸育ち。神戸を離れたことがない神戸っ子。ライター歴30年以上で、関西の雑誌の取材だけでなく全国誌でも関西取材を手がけ、老舗から新店まで回ったお店は数知れず。移り変わる街を見続けてきた。食いしん坊で飲んべえ。

 

Column

そおだよおこの関西おいしい、おやつ紀行

生まれも育ちも神戸の生粋の神戸っ子で、長年の関西での取材経験からおいしいお店を知り尽くしている、ライターのそおだよおこさんが、関西の「今、食べてほしい!」というおやつを紹介します。

2013.10.27(日)