紀尾井町の名は、江戸時代、ここに紀州藩、尾張藩、彦根藩井伊家のお屋敷があったことから、その頭文字をとって呼ばれるようになったという由来をご存知の方も多いだろう。
その縁の紀州・和歌山県と、日本の歴史と海外の文化の融合をコンセプトに2016年にOPENした地上約180mの滞在が叶う天空のラグジュアリーホテル「ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町」が、この秋開催している「Back to the Roots -紀州・和歌山-」で、パンダと美食の魅力的なプランを届けてくれたのでここに紹介したい。
◆美食PLAN
自然に恵まれた和歌山の海の幸と山の幸をふんだんに取り入れたランチとディナーを提供。ランチはSDGsに貢献する近畿大学水産研究所が開発したブリとヒラマサのハイブリッド魚「ブリヒラ」のカルパッチョの前菜からスタート。メインは紀州うめぶたの自家製パンチェッタ、希少な熊野牛フィレのグリルなどから選ぶことが出来る。 ディナーは紀州合鴨のローストや熊野牛グリル、トリュフや松茸など秋の味覚が香るメニューが提供される。
また、柿や無花果など、フルーツ大国でもある和歌山県ならではの、ぶどう山椒や梅酒の風味を加えたパフェ、和歌山のオリジナル品種である「近大マンゴー」を使ったソルベの他、バー・メニューとして、青みかんの果汁を使ったさわやかなカイピリーニャスタイルのカクテルも提供され、東京にいながら、美食で定評のある和歌山の様々な美味しさを堪能できる機会となっている。
◆ステイプラン
アドベンチャーワールドのパンダと出会うバーチャル体験プラン「PANDA LOVE in 紀尾井町」。東京にいながら和歌山県「アドベンチャーワールド」のパンダの世界を満喫。 パンダカチューシャをつけて特別映像を楽しみながら、人気テーマパーク「アドベンチャーワールド」の世界に浸ることができる。
国内で最多となる7頭のジャイアントパンダが暮らすアドベンチャーワールド。こちらのテーマである“こころにスマイル 未来創造パーク”を体感できるこのプラン。ホテルでは実際にパークのスタッフがジャイアントパンダファミリーの成長や歴史をまじえながら映像をご紹介。
部屋にはバンブーパンダのぬいぐるみやパンダのカチューシャが用意され、パンダ気分でパンダ・ワールドを満喫できる。翌朝は、このプランのために特別に撮影されたジャイアントパンダ楓浜(ふうひん)の朝の様子と共にパンダモチーフのエッグベネディクトをルームサービスで楽しめるという、パンダファンにはたまらないパンダづくしの滞在となっている。
https://www.princehotels.co.jp/kioicho/
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2022.11.11(金)
文=CREA編集部