庫内の野菜の鮮度を約10日間キープする冷蔵庫

●東芝ライフスタイル「GR-U600FZS」

東芝ライフスタイル「GR-U600FZS」

オープン価格(実勢価格約320,000円)
https://www.toshiba-lifestyle.com/jp/refrigerators/gr-u600fzs/

 東芝ライフスタイルの最新冷蔵庫のフラッグシップモデルとして注目されているのがこの「GR-U600FZS」です。なかでも、東芝の技術が光る機能が「氷結晶チルド」。水分を含む冷気を急速に冷やして食材の表面に氷の膜をつくります。膜につつまれた食材は凍らず、おいしさを逃さず長期保存することができます。

 この機能により、お刺身は約7日間、お肉は約10日間、お魚は約7日間鮮度を保つことが可能に。

 ほかにも注目したいのは、サラダなどをラップなしでも長期間鮮度を維持できたり、お肉やお魚などの生鮮品を冷蔵室のどこに置いても鮮度を維持できる「うるおい冷蔵室」機能(庫内全体の温度を約2度、湿度は約85%に設定)。

 野菜の保存にうれしい機能も。「もっと潤う 摘みたて野菜室」は、ミストチャージユニットのうるおい冷気が、1日に20回以上野菜室内に送り込まれ、野菜劣化の原因となるエチレンガスを分解。使いかけの野菜でもラップなしで約10日間鮮度が続きます。しかも食材によっては野菜室に入れるだけで栄養素がアップしちゃうんです。

 ユニークなのは、冷蔵庫上部にBluetooth対応スピーカーが搭載されている点。料理しながらだとテレビの音が聞こえないとか、料理中に音楽を聴きたいけどスマホの音では不満なとき、ありますよね。

 そんなときはキッチンのすぐそばにある冷蔵庫が聴きたい音源を流してくれます。食材の保存だけでなく、料理そのものを快適にしてくれる冷蔵庫。ちょっと驚きですよね。

2022.10.27(木)
文=木内貴子