この記事の連載
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◆かぼちゃの薬膳クッキー
美肌や美髪にも効果があり、老化防止も期待できるなつめ。世界三大美女のひとりである楊貴妃は、美を保つために「1日3個のなつめ」を食べたと言われています。優しい甘みがありクセがないので、スープや炒め物、デザートなど幅広い料理に使うことができます。
米粉で作るクッキーは、モチっとした面白い食感に焼き上がります。かぼちゃの形に仕上げた可愛らしい姿は、ハロウィンパーティーを盛り上げてくれることでしょう。
●材料(25個分)
・茹でかぼちゃ:100g
・米粉:50g
・かぼちゃの種:10g
・飾り用のかぼちゃの種:適量
・ドライクランベリー:10g
・ドライなつめ:10g
・黒砂糖:20g
・ココナッツオイル:30g
・シナモンパウダー:少量
●作り方
(1) かぼちゃの種、ドライクランベリー、ドライなつめはみじん切りにします。
(2) 茹でかぼちゃはフォークなどで潰します。黒砂糖、ココナッツオイルを入れて簡単に混ぜます。ココナッツオイルが馴染んだら、(1)の食材を入れてさらに混ぜます。
(3) 米粉を入れてよく混ぜ合わせます。
(4) 手でまとめるようにしながら、ボール状に生地を丸めます。かぼちゃの水分量が少ないときには、まとめにくくなることもあります。その場合は、水を少量足しながら生地同士をくっつけていきましょう。
(5) 出来上がった生地を親指の先ほどの大きさの円柱型に丸め、スプーンで筋をつけます。
(6) 形を整えたら、かぼちゃの種を上に刺します。
(7) 170℃に温めたオーブンで20~25分焼いて完成です。
ハロウィンパーティーで美肌薬膳料理を楽しもう
ハロウィン料理の代表食材である「かぼちゃ」は、血行を促進して、体を温める効能があります。寒さを感じる季節などに血行不良による冷えを感じる方は、かぼちゃを利用した料理を活用してみましょう。
美肌薬膳料理では、老化防止であるアンチエイジングの効能のある食材が、豊富に利用されます。黒豆や、なつめ、クコの実は日頃の食事の中でも取り入れやすい薬膳食材。健康的な美肌を作るためにも、ぜひチェックしてみましょう。
さとうあい
宮城県仙台市在住の料理家。フードコーディネーターや学校講師などを通して飲食業界に携わること20年以上。現在は国際中医薬膳師の資格を取得し、子どもの不調を整える薬膳料理講座や、企業へのメニュー提案などをする傍ら、レシピライターとしても活動中。
Column
さとうあいの薬膳レシピ
季節の変わり目や、疲れなどからくる体調の変化に薬膳料理はいかがでしょう。
身近な食材を使った薬膳料理を、料理家のさとうあいさんが教えてくれます。
難しい準備は不要! 簡単でおいしいレシピの数々に体も喜ぶはず。
2022.10.25(火)
文・撮影=さとうあい