今知りたいのは、肌の転換期を迎えた30代が実践すべきスキンケア、使うべきコスメ、美容に対する心構えなど。日本の美容界を牽引するトップジャーナリスト齋藤薫さん、吉田昌佐美さん、渡辺佳子さんが出した結論を、3回にわたり紹介。今回は吉田昌佐美さん。
» 第2回 齋藤薫さん
» 第3回 渡辺佳子さん
変化を見過ごすか手を打つかで将来の肌は大きく変わる
「日々のスキンケアは“ストレスケア”のひとつ」
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30代といっても、序盤、中盤、それ以降では使うコスメもお手入れ方法も変えるべき、と吉田さん。
「エイジングのサインが現れ始める30代序盤は、20代の頃のスキンケアを見直す時期。人が“いい”と薦めるものや、雑誌で評判のコスメだけでなく、自分の肌を見極めて、本当に必要なものを選ぶべきです。さらに35歳くらいになると、肌の変化が顕著になる分、化粧品の手応えを実感できるようになるはず。本格的なエイジングケアコスメを取り入れつつ、今後のスキンケアの基盤を作るのが賢い。そして40代では、もっと大がかりな見直しが必要です」
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2013.09.06(金)
text:Mina Ihara / Yui Minejima(PRIMADONNA)
photographs:Junai Nakagawa