今知りたいのは、肌の転換期を迎えた30代が実践すべきスキンケア、使うべきコスメ、美容に対する心構えなど。日本の美容界を牽引するトップジャーナリスト齋藤薫さん、吉田昌佐美さん、渡辺佳子さんが出した結論を、3回に渡り紹介。今回は齋藤薫さん。

» 第1回 吉田昌佐美さん
» 第3回 渡辺佳子さん

ベストな肌に導くお守りコスメは生きていく上でのよりどころに
「新製品に飛びつくのではなく“続けられるコスメ”を」

(1) 「30代のとき初めて使用。キメの乱れ、うるおい不足などすべて解決! 頼れる1本です」。
エクサージュ モイストクリスタル ミルクII 110g ¥3150/アルビオン

絶妙な力加減で顔&頭のリンパや血行を促進。「ヘッドプレートは、髪をとかすようにおでこから後ろへと使うと、目がパッチリ大きくなります」。
(2) ビカッサヘッドセラム 120ml ¥4515
(3) ビカッサヘッドプレート ¥2625
(4) ビカッサフォースセラム 58g ¥8400
(5) ビカッサプレート ¥2100/アユーラ ラボラトリーズ

 30代に必要なのは“考える美容”だという齋藤さん。

「まず知っておきたいのは、自分の肌の性格。それを知らずに化粧品を遍歴しても意味がない。乾燥肌とかオイリー肌とかではなく、自分の弱点を知り、自分が何をするとベストの肌状態になるのか、また、ベストがどういう肌状態かを知っておかなければ、効果的なケアはできません」

 自己最高の肌を知るために、エステに行ったりプロにメイクしてもらったりするのも手。齋藤さんいわく、30代は肌悩みがどんどん増えてくる一方、一生のうちでも女性が最も美しく輝ける時期なのだとか。

「だからこそ最もきれいな自分を見ておかないなんてもったいない!」

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2013.09.09(月)
text:Mina Ihara / Yui Minejima(PRIMADONNA)
photographs:Junai Nakagawa

CREA 2013年10月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

30代からのマストコスメ

CREA 2013年10月号

コスメ難民よ集まれ!
30代からのマストコスメ

定価 670円(税込)

30代は女の運命の分かれ目。エイジングが表れ始める時期だからこそ、正しい美容をやった人、やらなかった人で大きな差が出るんです。そこで今回の必読記事No.1は「30代からのマストビューティ190」。最新コスメはもちろん、下着や寝具、目薬まであらゆるジャンルの“きれいをつくる名品”を厳選して、掲載しました!