ずっと使い続けられるコスメを選ぶ
ソニックリフトスペシャル ¥31500/ドクターシーラボ
(5) 「控えめな発色にほどよいツヤ、しかも全然落ちないリップ」。
ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ レベルヌード 102 ¥3990(9/20発売)/イヴ・サンローラン・ボーテ
では、最高の肌を手に入れるために行うべきスキンケアとは……。
「新製品を追い求めるのではなく、ずっと使い続けられるコスメを選ぶということ。ロングセラーコスメには、必ず愛される理由があるもの。逆に、試しに使ってみて、数日経っても肌に変化がないものは、切り捨てるという勇気も大切です」
となると、値段も重要なポイント。
「お金をかける部分と、そうでない部分にメリハリをつけていいと思う。ファンデーション、マスカラ、美容液は最先端モノを使うけれど、アイラインやアイシャドウはプチプラだったり。それが“考える美容”です」
そんな齋藤さん自身のロングヒットコスメはというと?
「30代の頃、荒れ果てた肌を立て直してくれたアルビオンの乳液です。そのときの感動を肌が記憶しているみたいで、今でも肌コンディションをキープするお守りのような存在に。そういうコスメがあるだけで、“これさえあればなんとかなる”という支えになり、美しく生きていく上でのよりどころになるんです」
齋藤薫
美容ジャーナリスト歴32年。美容業界の礎をつくり、牽引してきた立役者。『Theコンプレックス』(中央公論新社)など著書多数。今注目しているのは、「これまでとは次元の違う、未来型リフトケアが登場してきたこと」。CREAで「齋藤薫の美脳トレーニング」を連載中。「齋藤薫の美脳トレーニング」はCREA WEBでもご覧いただけます。
2013.09.09(月)
text:Mina Ihara / Yui Minejima(PRIMADONNA)
photographs:Junai Nakagawa