“異例の日本人の多さ” を武器に

――他のメンバーに刺激を受けることはありますか?

LEO ラップに関しては、韓国人メンバーのラップは当然ネイティブなので学ぶことが多いです。ON(オン)くんの高いトーンのラップスタイルはいいなと思うし、リーダーのNOA(ノア)くんはラップ歴が長いので語彙力がすごくて、学ぶことが多いです。

KIO 僕はLEOくんの英語力がうらやましいよ。昔から勉強が苦手だから……(笑)。LEOくんのハスキーでかっこいい歌声にも憧れてます。

KAIRI 僕はボーカリストとして、声を聴いてすぐSIAN(シアン)くんだとわかるあの歌声が本当にすごいと思っていて。天性のものもあるとわかっているけれど、自分だけの歌声を磨いていきたいです。

――チームの中に日本人が4人もいるというのは珍しいですよね。長所はどんなところ?

LEO やっぱり日本のファンの皆さんにとって親しみやすいというのは強みだと思います。初めて知った方でもきっと入りやすいと思うんです。

ZERO 僕たちも韓国語を教えてもらっていますが、彼らにも僕たちが日本語を教えているので、彼らの日本語の発音もどんどん聞きやすくなっています。

KAIRI 大阪人が3人いるから大阪弁になりがちですが、彼らもむしろ大阪弁を覚えたいって言ってます(笑)。韓国人メンバーみんな日本のことが大好きなので、僕たちも色々教えてあげられるのが楽しいです。

KIO 僕も知らないうちに大阪弁がうつっているみたいで、今回、家族に指摘されました(笑)。

2022.04.11(月)
文=筧 真帆
撮影=佐藤 亘