解説を読むことでワクワク感がUP!
「GENKAI BURGER」で提供されるハンバーガーは「神戸牛 ”GENKAI” チーズバーガー」ただひとつ。
テーブルの上に敷かれたペーパーランチョンマットには「5味+1」のロジックや使われている食材の解説が記載されています。
どんな食材が使われ、それが「5味+1」のどれに当たるのか? それらが渾然一体となったハンバーガーはどんな味なのか? 提供されるまでの待ち時間に、あれやこれや考えてワクワクできるのがこの店の良さ。映画の配役から本編を想像するかのような楽しさです。
さらに驚きは、食材ひとつひとつに原価が記載されていること。通常では絶対に明かされることのない、秘密中の秘密ともいえる原価を知ることができる貴重な機会にもなっています。今後はハンバーガーの見方が変わるかもしれないくらいの衝撃! 鳥羽シェフは「原価をもとに適正価格を知ってもらうことにも価値がある」と話します。
実食することで「5味+1」を実感
そして、登場した「神戸牛 ”GENKAI” チーズバーガー」。ネーミングからもおわかりの通り、主役はなんといっても神戸牛です。
主役である肉の旨味が引き立つように、脇役的な存在である赤ワイン&国産キノコのミックスソースやイタリア産チーズ、島根県産「桃太郎トマト」などが、いい仕事をしているんです! 「5味+1」ってこれのことか! と納得する味わいになっています。
さらに事前の解説からイメージした風味に対して、実際はどうなのか? まるで答え合わせをするかのようにも楽しめます。
ドリンク類も原価で提供
フードはハンバーガーに加えてポテトを用意。ドリンクメニューは豊富です。
「クラフトコーラ」や「クラフトレモネード」、「クラフトジンジャーエール」など手作りソフトドリンクだけでなく、「志賀高原ペールエール」や「ブリュードッグ パンクIPA」などのクラフトビールもハンバーガーと一緒に原価で味わえます。ただし、アルコール類は新型コロナウイルス感染症の状況に応じて、提供を控える場合があるそうです。
2022.01.28(金)
文・撮影=石川博也