開業1周年を機に、2つのレストランも登場

 本館内にあるイタリアンレストラン「セマーレ」は、オーシャンフロントという立地から、海や植物など自然を感じるトラットリア。

 本部(もとぶ)の美しい海をイメージしたブルーのグラデーションや、南国の花々やフルーツにインスパイアされた、地元食材を活かした創作イタリア料理です。本格ピザ窯で焼き上げるピザもオススメ!

 そしてもう1軒のニューカマー、海にせり出したようなサンセットの特等席に立つのがステーキ&シーフード「シスクグリル」。客席を取り囲むようにパノラミックに広がる海の眺望、オープンキッチンのシェフのパフォーマンス、一瞬一瞬が記憶に刻まれるディナーになるでしょう。

大自然の中へダイブ! あるいはスパ! めくるめく癒やしの時間

 アクティブに過ごすにも、のんびりリラックスするにも、全方位で楽しめるヒルトン沖縄瀬底リゾート。

 瀬底島のある沖縄本島北部まで北上すると、同じ島と思えないほど、自然の濃さが別次元! 海に、山に、大自然が呼んでいます!

 瀬底島周辺の遠浅の海で、クリアSUPに挑戦。初心者は下を向いてしまいがちだけれど、それが功を奏して、透明なボードの向こうの海中がよく見える! サンゴやソラスズメダイなど、トロピカルな海が満喫できます。

 空から海を楽しめる、パラセーリングもオススメ。するするするっと、あっという間に上空40メートルへ。空から見る島の風景は、本部半島の山並みや深いブルーの海など、陸とは違った感動があります。

 1月~3月末まではホエールウォッチングのシーズン到来。大迫力のジャンプが見られるかも!?

 さらに北上して、“慶佐次川マングローブカヌー3時間”もアレンジ可能。沖縄本島最大級のマングローブ林と海をカヤックで訪れます。マングローブ林のトンネルを抜けて、大海原へ、表情豊かな大自然に驚くはずです。

 リゾートでのんびり過ごすなら、併設の「シークスパ」へ。

 ユニークなのは、沖縄ならではのプロダクツ。美白効果や抗酸化作用が期待できる月桃オイルや、鎮静効果の高い“化石サンゴ”を使ったクレイパック。ボディとフェイスを磨き上げて、日頃の自分を甘やかしてあげましょう。

 そして10月23日(土)から2022年3月末まで、毎月第2、第4土曜日の午後9時から、ドーンと打ち上げ花火を開催。高層階ならベランダから目の高さで花火が見られるかも!? ワイキキのヒルトン・ハワイアンビレッジのように名物になる予感!

ヒルトン沖縄瀬底リゾート

所在地 沖縄県国頭郡本部町瀬底5750
電話番号 0980-47-6300
https://sesoko.hiltonjapan.co.jp/

古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。
●オフィシャルサイト https://www.chieko-koseki.com/

Column

古関千恵子の世界極楽ビーチ百景

一口でビーチと言っても、タイプはさまざま。この広い世界に同じ風景は一つとして存在しないし、何と言っても地球の7割は海。つまり、その数は無尽蔵ってこと? 今まで津々浦々の海岸を訪れてきたビーチライター・古関千恵子さんが、至福のビーチを厳選してご紹介します!

2021.10.30(土)
文・撮影=古関千恵子