【迪化街の看板猫 file03/04】
お店で一番良い場所を知っているヘイタンとプージゥ
「台湾の古い家屋に残る『磨石子(モースーズ)』の床に寝そべる『黑糖(ヘイタン)』も、保護された男の子。
蒸し暑い台北で、昔ながらの職人技を駆使して敷いた床はひんやり涼しく、心地よさそうです。お店の方が『あっちに女の子もいるのよ』と笑って指さす先にいたのは『噗啾(プージゥ)』。
ライトが照らすショーケース、写真映りが良い場所で寛いでいました。ヘイタンとプージゥ、それぞれお店で一番良い場所を、ちゃんと知っているみたい」(mimiさん)
ヘイタンとプージゥのいるお店
[和新蔘藥行]
日本でも話題の、台湾の先住民が古来より使っていて幻の香辛料といわれている「馬告(マーガオ)」の瓶詰めや、肉桂(シナモン)をはじめとする多くの台湾スパイス、デトックス茶など種類豊富な商品を販売する漢方薬店。
店構えも伝統的な造りと建材を用いているので、今では少ない「台湾らしい問屋さん」を体験できる場所。商品の魅力もさることながら、ビジュアル的魅力も十分。
和新蔘藥行
所在地 台北市大同區迪化街一段188號
電話番号 02-2557-9321
営業時間 9:00~21:00
アクセス MRT北門駅3番出口から徒歩約14分
2021.10.13(水)
文=矢作晃之、mimi
撮影=mimi