【迪化街の猫 番外篇】

迪化街の赤レンガの上でのんびりと時を刻む猫たち

「迪化街を民権西路に向かって歩くと、問屋街の喧騒から離れ、赤レンガの壁が連なる静かなエリアに。古い家屋を改築したオフィスの瓦屋根の上を、茶トラ猫が歩いていました。

 ご近所の黒猫は、軽い足取りでお散歩に。昔ながらの街並みを大切にする迪化街。ここでのんびりと暮らす猫たちは、街に流れる穏やかな時間そのもののようです」(mimiさん)

猫に癒やされた後は迪化街十連棟と周辺ショップへ!

 先にご紹介した赤レンガの壁が連なる静かなエリアの近くには、過去にもCREA台湾特集の表紙撮影などでも使われた「迪化街十連棟」があります。

 アーチ式に組まれたレンガ造りの回廊の下には提灯などが飾られ、インスタ映え間違いなしの場所なので、メインの問屋街からは若干離れていますが、ぜひお立ち寄りを。

 また近くには百年以上の歴史を誇る台湾らしい提灯の老舗や、台湾の懐かしい味を満喫できる、台湾スタイルの定食などを提供する趣のあるカフェレストランなどもあるので、こちらもチェックを。昔ながらの台湾をたっぷり満喫できるはずです。

老綿成燈籠店

所在地 台北市大同區迪化街一段298號
電話番号 02-2557-8856
営業時間 9:30~19:30
アクセス MRT大橋頭駅出口1番から徒歩約10分

日好食堂

所在地 台北市大同區迪化街一段282號
電話番号 02-2552-0282
営業時間 11:00~20:00
アクセス MRT大橋頭駅出口1番から徒歩約6分

mimi

19年暮らした香港から、保護猫の福ちゃんを連れて2010年に台北へ移住。現在は台湾と香港でライター&コーディネーターとして活躍中。街歩きで出会ったカフェや猫、メイドイン台湾ものをブログ「香港ねこと台北ぐらし」インスタグラムで紹介。

矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げ、おかげさまで10年を超えました。現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!!

Column

台湾ぶらぶら食べ歩き

現地在住の日本人コーディネーター矢作晃之さんがお伝えする、台湾グルメてんこもりレポート!
高級レストランからB級グルメまで情報満載です。

2021.10.13(水)
文=矢作晃之、mimi
撮影=mimi