離婚する夫婦に共通する5つの特徴

 実は、離婚する夫婦にはいくつか共通点があります。事前に離婚しやすい夫婦の特徴を知っておけば、結婚したあとに少しは意識して生活ができるはずです。ここからは、離婚する夫婦に共通する特徴を確認していきましょう。

◆1.付き合い始めてすぐに結婚した

「知らなかった! 夫にこんな一面があるなんて……」

 交際期間が短い夫婦は、お互いのことを十分に知る前に結婚していることも。結婚生活が始まると一緒に過ごす時間が長くなるので、相手の嫌なところが徐々に目立ち、我慢できなくなると離婚に踏み切る夫婦が多いようですね。

 恋愛と結婚を結びつける人も多いですが、恋愛と結婚は別です。恋人としては最高の相手だったとしても結婚となると「なにか違う」と不満に感じることもあります。結婚する前にお互いのことを理解して結婚相手として相応しいか見極める必要がありそうですね。

◆2.些細なことで喧嘩が勃発する

「信じられない! 帰りが遅くなるなら連絡してよ」

 喧嘩するほど仲が良いといわれますが、些細なことでも喧嘩が絶えない夫婦は要注意です。ちょっとしたことで喧嘩する夫婦は、普段から相手に不満を抱いていることがわかります。

 また些細なことに対していちいち文句をつけたくなるのは、心に余裕がない証拠です。すでに結婚相手に対する不満が限界を超えていて、いつ爆発してもおかしくない状態なのかもしれません。ここまで来ると関係修復は難しく、離婚秒読みの夫婦だといえますね。

◆3.相手に興味がなく会話がない

「……いってらっしゃい……」

 一緒の空間にいるにもかかわらず、まったく会話がない場合も離婚する夫婦の特徴です。大事な相手なら自然と質問が出てきますし、そのあとも会話が広がっていくものです。

 会話がないのは相手に興味がない証拠でもあるので、関係はすでに冷め切っている状態なのかもしれません。ただ夫婦の関係はすぐに冷めるのもではなく、日々の積み重ねの結果です。離婚を避けたいなら、夫婦で話す時間を意識的に作るのがいいかもしれませんね。

◆4.夫婦で上下関係ができている

「お前は俺の言う通りにしとけばいいんだ〜!」

 夫婦の間で上下関係がある場合は離婚に至りやすくなります。例えば、何か問題が起きたときに一方的に罵倒されたり、こちらの意見をまったく聞き入れてくれなかったりなど夫婦のパワーバランスが崩れている状態です。

 コミュニケーションも一方通行になりがちなので、どちらか一方に不満が溜まりやすくなります。「交際していたときは優しかった彼が、結婚したらいきなり偉そうになった!」なんてこともよくある話です。交際中に彼氏の本性をしっかり見極めたいところですね。

◆5.どちらか一方が浮気や不倫した

「一度は浮気を許したけど、やっぱりムカつく!!」

 どちらか一方に浮気や不倫など不貞行為が発覚した夫婦も離婚しやすいです。もちろん浮気や不倫が発覚してすぐに離婚を決める人もいますが、一度は許すという人も意外と多くいます。

 ただ浮気や不倫を許したものの、夫婦で何か問題が起こったときは当時のつらい気持ちがフラッシュバックして最終的に離婚に至るケースも多いよう。結婚相手に浮気癖があるかどうか交際時にチェックしておきたいところですね。

結婚生活の良し悪しを決めるのは相手への思いやり!

 結婚は人生を左右するほど重要な決断なので、失敗したくないと考える女性もきっと多いですよね。もちろん結婚相手にどのような男性を選ぶかで、その後の結婚生活が大きく変わることは間違いありません。

 ただし、異なる環境で育ったふたりが夫婦になるので多少の問題は付きものです。大事なのは夫婦生活で問題に直面したとき、どのように対応して危機を乗り越えるか。普段の生活では相手への思いやりを忘れず、信頼関係を構築できる毎日を送れるのが理想ですね。

【今回のポイント】

・世界的に見ると日本の離婚率は決して高くない
・交際中に結婚相手として相応しいかを見極めることが大切
・結婚したあとはお互いに思いやりを忘れないこと