興味あることは沢山あるけど、「To Do List」じゃ重すぎる、スローなウィークエンドにしてほしい。そんなあなたのために、今週末直ぐに楽しめるものから来週以降の週末の楽しみ方まで、ゆるーい週末の過ごし方ガイドをCREA編集部が5つピックアップしてみました。
もちろん、今週末は部屋でゆっくり寝て過ごしちゃう、なんてのもOK。だって、週末はまた来週もやってくるんだから。
①ラバーガール単独ライブ! 「史上最高の夏!」
ラバーガールの単独ライブ「ラバーガールLIVE『史上最高の夏!』」が8月26日(木)から28日(土)まで開催されます。
ラバーガールが単独ライブを行うのは2019年に実施した「お前ら愛してるぜ」以来、実に2年5か月ぶり。しかも会場は本多劇場。3日間で全5回の公演を予定している。
最近では、YouTube・第2ラバーガールchannelの「エピソードトークを全部こち亀からパクって話す人」や「ドラマ『孤独のグルメ』をストーリー重視で見てる人」などの動画が話題ですが、やはりラバーガールと言えばコント。今回のライブももちろん新ネタばかりということで期待が膨らみます。
会場に足を運べない人のために、最終公演は生配信もされる予定。リアルでも、配信でも、ラバーガールのLIVEで2021年の夏を締めくくりましょう!
ラバーガールLIVE「史上最高の夏!」
会場 本田劇場
所在地 東京都世田谷区北沢2-10-15
公演スケジュール 8月26日(木) 17:30開場/18:00開演
8月27日(金) 13:30開場/14:00開演
8月27日(金) 17:30開場/18:00開演
8月28日(土) 11:30開場/12:00開演
15:30開場/16:00開演 ※生配信あり
料金 劇場チケット 5,000円(全席指定)
https://eplus.jp/
配信チケット 2,500円(同時生配信&アーカイブ1週間付き)
https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
②『言語学バーリ・トゥード』は“絶対読むな!”
「読むなよ、絶対に読むなよ!」
この本の帯には上島竜兵のイラストとともにそう書かれています。すなわち、絶対「読めよ」ということ。日本人ならほとんどの人がこの文章の“意図”を理解できるはずですが、言われてみれば確かに「読むな」=「読め」というのは不思議なことですよね。
そんな言語の不思議と果敢に取っ組み合いしているのがこの『言語学バーリ・トゥード』です。言語学者である作者によるエッセイは実に軽やか、思わずムフフフ(フがひとつ多い面白さ)となってしまうユーモアあふれる一冊です。
ユーミンの名曲「恋人がサンタクロース」はなぜ「恋人はサンタクロース」ではないのか、といったふとした疑問や、主語が知らぬ間に肥大化するという、よく考えてみると恐ろしい現実など……。言語のさまざまな側面と向き合う様はまさに異種格闘技。「国会に卍固め、消費税に延髄切り」を彷彿とさせます。そんな、著者と言語との真剣勝負は全16章。言語学のレッスルマニアと言っても過言ではないでしょう。
それでは、最後に敢えて言いましょう。『言語学バーリ・トゥード』は“絶対に読むな!”と。
『言語学バーリ・トゥード』
川添 愛 著
東京大学出版会 1,870円
2021.08.19(木)
文=CREA編集部