【PM17:00】心地よい夜のために眠りの準備を

 夕暮れの景色を堪能していると、あっという間に真っ暗に。

 街灯がないキャンプ場もあるので、暗くなる前にランタンの準備をしておくこと。

 マットや寝袋は、テントの設営時に同時に準備しておくのがスムーズ。

Attention

【夜の着替えは灯りを消す】
夜はテント内の明かりで着替えているシルエットが外に丸見えに。着替えの際は必ず電気を消しましょう。また、何かあったときに助けを求められるよう管理人が常駐するキャンプ場を選ぶのがおすすめ。

【電波が入る場所を選ぶ】
キャンプ場を選ぶ条件として、電波が入る場所であることは必須事項。何かトラブルがあったときに電波が届かない場所だったという事態を避けるため、予約前に必ず事前確認を行いましょう。

【テント内で火を使用しない」
テントなどの換気の悪い室内で起こる一酸化炭素中毒に注意。標高の高いキャンプ場では、夏でも夜になると肌寒いことも。「温かい飲み物を」と思ってテント内で火を使うのは絶対にやめましょう。

◆お気に入りのライトに囲まれたい

SOTOのHinoto

 直径38ミリ、重量232グラムのコンパクト設計。充てん式専用タンク・OD缶どちらにも取り付けできるキャンドル風のガスランタン。

「ソロキャンプにちょうどいいサイズの光量。テーブルに置くだけで雰囲気もぐんとアップします」

SOTO

電話番号 0533-75-50000
http://www.shinfuji.co.jp/soto/

マウンテンリサーチの蚊取り線香ホルダー

 黒塗装のステンレススチールに、思想家ヘンリー・デイヴィッド・ソローを描いたユニークなデザイン。

「せっかくなら蚊取り線香ホルダーもおしゃれに。小物に遊び心をもたせるのもキャンプの楽しみのひとつ」

リサーチ ジェネラルストア

電話番号 03-3463-6376
https://sett.co.jp/

UCOのキャンドルランタン

「ガラス製のホヤを、本体へスライドさせれば小さくなるので気軽に安全に炎を持ち歩くことができます。グレー、レッド、グリーン、イエロー、アルミとカラバリが豊富なのも嬉しい」

 わずか180グラムの軽量&コンパクトな仕様。

モチヅキ

電話番号 0256-32-0860
https://www.e-mot.co.jp/

バルミューダのザ・ランタン

「バルミューダ ザ・ランタンはインテリアとしても使えるおしゃれなルックス。光量の調節ができ、暖色なので気持ちが落ち着きます」

 簡単な操作で調光が可能。明るさに応じて光の色合いも変化するので、読書灯としてもおすすめ。

バルミューダ

フリーダイヤル 0120-686-717
https://www.balmuda.com/

◆質の良い睡眠のために

オーラルピースのクリーン&モイスチュア

 1回分使い切りのジェルタイプの歯磨き粉。

「これがあれば歯ブラシいらずなのでかさばらないのがいいですよね。口に含んで、もしそのまま飲んでも害がないから安心。職場でのランチ後にも使えますよ」

モチヅキ

電話番号 0256-32-0860
https://www.e-mot.co.jp/

ナンガのエコバッグ350

 自然環境に配慮したリサイクル素材を使用。回収、再洗浄して生まれ変わったダウンをはじめ、生地には紡績する段階で出た廃材をリユースして織り上げたリサイクルナイロンを採用。

「サステナブルでありつつ、保温効果も高い」

ナンガ

フリーダイヤル 0120-920-106
https://nanga.jp/

サーマレストのネオエアーウーバーライト

「地面からの冷気や石などのゴツゴツから身体を守ってくれる。寝袋同様、マットも大事。寝具はケチらず良いものを買うべき」

 ラージサイズでも340グラム、スモールサイズならわずか170グラムと超軽量。収納サイズもコンパクト。

モチヅキ

電話番号 0256-32-0860
https://www.e-mot.co.jp/

●おすすめしてくれたのは……
猪野正哉さん

アウトドアプランナー/焚き火マイスター、ライター、モデルなど多くの肩書きを持つ。フジテレビ「石橋、薪を焚べる」の焚き火監修を務めたほか、ユニクロYouTube「LifeWear Music」に出演。著書『焚き火の本』(山と溪谷社)好評発売中。インスタグラム @inomushi75

2021.06.20(日)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Wataru Sato

CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

ちょっとだけアウトドア

CREA 2021年夏号

ちょっとだけアウトドア

特別定価900円

CREA6月発売号は「アウトドア」特集。ビルの間を移り行く空に道ばたに咲く草花、ベランダで感じる風――少しだけ感覚を拡げてみると、自然は案外私たちのすぐ近くにあることに気づきます。日常に落ちている、小さな自然の気配を拾い上げられたなら、窮屈に感じる日々も、少し楽しくなるかもしれません。ベランダで過ごす一日から、身軽なキャンプまで、アウトドア気分をちょっとだけ、お届けします。