
隣町まで歩いて出かけたり、気になっていたお店にふらっと立ち寄ってみたり。
“お散歩以上ランニング未満”にぴったりなアイテムをスタイリストの金子夏子さんに教えてもらいました。
頼れるウエアやシューズがあればお出かけがもっと楽しい

汗をかきやすい夏。できれば快適なウエアでウォーキングしたいけれど、本気のランニングウエアはちょっと恥ずかしい。そんな人におすすめなのが、機能性とデザイン性を上手に両立するウエアのチョイス。
「大切なのはインナー選び。汗をかくと体が冷えるので、肌に直接触れるインナーや靴下は必ず速乾性のある化繊や、夏でも快適に着られる薄手のメリノウールなどの素材を。
トップスやボトムスはデザインが気になりますが、最近は素材開発が進んで、アウトドア系のブランドでも、高機能かつデザイン性も高いウエアが増えています。街歩きとアウトドアのファッションの垣根が取れてきているので、肩に力を入れすぎず、いつもの洋服選びの感覚でコーディネートしてみてください。
快適なウォーキングの要であるシューズ選びはフィット感やクッション性を重視して。トップスやボトムスがナチュラルテイストなら、思い切ってビビッドなカラーのシューズを選ぶのも楽しいものです」(金子夏子さん)

2021.06.20(日)
Text=Yuriko Kobayashi
Styling=Natsuko Kaneko
Photographs=Masumi Ishida
Hair&Make-up=Rumi Kaneko
Model=Rina Komiyama
CREA 2021年夏号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。