“○○は食べても太らない”“炭水化物は○に食べてはダメ”などダイエットにまつわるウソやホントが世の中に氾濫している。
そこで巷でまことしやかにささやかれるダイエット都市伝説の真偽をドクターに直撃質問。信じるか信じないかは、あなた次第!
↓ Q1:炭酸水はダイエットに効くの?
↓ Q2:夜に炭水化物を抜くのは有効?
↓ Q3:太りやすさは遺伝する?
↓ Q4:食べた後、すぐに寝転んだりするのは太るもと?
Q1:炭酸水はダイエットに効くの?
A:YES!
炭酸水は血管を広げる効果があるので、血流を促して、代謝を高めます。また、胃の働きや腸のぜん動運動も促す働きがあります。人間は食物を消化するとき、消化機能が活発に働いてエネルギーを消費します。これを食事誘導性熱代謝(DIT)と呼び、DITは1日の基礎代謝量のうち約10%を占めると言われています。炭酸水をただ飲むだけで“やせる”とは言い切れませんが、食事と同時に炭酸水を飲むことで、DITを効率良く促進し、結果的に基礎代謝量を高めることができます。
Q2:夜に炭水化物を抜くのは有効?
A:YES!
食事で摂った炭水化物は、体内で糖質となり、小腸から消化吸収されて血中へ。この血中の糖分濃度、つまり血糖値に合わせて、インシュリンと呼ばれるホルモンが分泌。必要以上にインシュリンの分泌が続くと、体内への糖質や脂肪の蓄積が促進されてしまいます。だから炭水化物は日中に適度な量を摂ることが大切。夜はタンパク質などを多めに、炭水化物は小量にすると太りにくい体質になります。
2013.05.16(木)