暮らしのスタメンアイテム「マグカップ」篇
モノ選びの達人でもある暮らしの達人は、ふだんどんな食器を使っているの? なかでも出番の多い“スタメン”アイテムについて聞いてみました。サイズ? 形状? 手触り? 頻繁に使用する理由にも注目です。
◆暮らしの達人01
大谷優依さん(インテリアスタイリスト)
クリスチャンヌ・ペロションのマグカップ
憧れのマグカップ。迷わずスタメンに
クリスチャンヌ・ペロションは、イタリア・トスカーナ地方にアトリエをかまえる陶芸作家。トスカーナの豊かな自然のなかから生み出される絵画のような色合いに、思わずはっとさせられます。
イタリアの土を使ったストーンウェア、フランスの土を使ったポルセラン、貝のように薄く、手びねりで仕上げたシェルシリーズなどどれも人気で、取り扱いのあるセレクトショップでもすぐにsoldoutしてしまうよう。
インテリアスタイリストの大谷さんが愛用しているのは、そんなクリスチャンヌ・ペロションの、素朴な風合いが印象的なマグカップです。
「ペロションのカップは高価でなかなか手が出なかったのですが、見た目も素敵だし、取っ手も大きくて持ちやすく、毎日使っているので、思い切って買ってよかったと思います。夫はコーヒー、私はミルクティー用。大きめなので、たくさん飲む私たちにはぴったり」
お気に入りのマグカップは2年使い続けた今でも、手にするたびにときめきます。慌ただしい朝でも、たっぷり作ったミルクティーを飲む時間がとても贅沢に。
クリスチャンヌ・ペロションの器は「ドワネル」などのセレクトショップで購入できます。
Yui Otani
Instagram @otaniyui
2021.05.01(土)
文=前中葉子