暮らしのスタメンアイテム 「取り皿」篇
モノ選びの達人でもある暮らしの達人は、ふだんどんな食器を使っているの? なかでも出番の多い“スタメン”アイテムについて聞いてみました。サイズ? 形状? 手触り? 頻繁に使用する理由にも注目です。
◆暮らしの達人01
ジェゲデ真琴さん(「縷縷 LuLu」店主)
吉田崇昭さんの染付五寸皿
ちょっと大きめのしょうゆ皿にも使いやすい
ジェゲデ真琴さんが愛用しているのは福岡に窯を構える吉田崇昭さんの皿。柄違いの3枚を取り分け皿として使っています。
吉田崇昭さんは古伊万里にも造詣が深い陶芸作家で、どこかエキゾチックかつ、モダンな雰囲気が漂います。深みのある藍色の染付は、和洋中、どんな料理にもよく合うのだとか。
五寸皿というと、直径15センチほど。
「取り皿として使うほか、餃子のたれやお刺身のしょうゆを入れるのもこれ。豆皿だと小さすぎると感じるので、大きいものが好みです。たれをつけてからいったん空いている部分に置き、小休止して、たれの量を調整できるのがいいんです」
なるほど。それは使いやすそう。
器のセレクトショップ等で取り扱いあり。1枚5,000円前後。
縷縷 LuLu
2021.04.02(金)
文=前中葉子