ミックスして調味料として使うのが簡単
ほんの少しずつ残っていることが多いオリーブ(緑でも黒でも、詰めものをしたものでも)、アンチョビ、ケッパーのびん詰め。
いずれも味出しになるものなので、味をしっかりとつけたいけれど、調味料は増やしたくないときに、加えてみるとじんわりと味がしみ出していい塩梅に。どれも塩分は高めなので、少し加えるだけで塩味に奥行きが出ます。発酵食品の秘めた力が生かされます。
一つひとつを単独で使ってもいいし、3つを合わせて使ってもいい。相性のよい3本なので、ミックスしてゆで野菜とあえたり、パンにのせてチーズをたっぷりかけてチーズトーストにしたり、ゆで卵にのせたり、ごくごく細かく切ってドレッシングと合わせたりします。
◆刻んでゆでじゃがと混ぜるだけ「ポテトサラダ」
■材料(3〜4人分)
・緑オリーブ(赤ピーマン詰め)、アンチョビ、ケッパー:合わせて50g
・じゃがいも(ひと口大に切る):4個分(400g)
・オリーブ油:大さじ3
・塩:少々
・パセリ(みじん切り):適量
■作り方
(1)緑オリーブ、アンチョビ、ケッパーは粗みじん切りにする。
(2)じゃがいもは水からゆで、やわらかくなったら湯をきって、鍋に戻す。中火にかけ鍋を揺すって水気を飛ばし粉ふきいもを作る。
(3) (2)が熱いうちに(1)、オリーブ油を混ぜ、塩で味をととのえる。器に盛り、パセリ散らす。
3種類の割合は好みで。ミックス具合で塩気が違うので、最後に味をみて塩でととのえ。
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時間も食材も賢く使う
飛田さんの料理の工夫
2021.03.30(火)
文=飛田和緒
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