◆ホテル雅叙園東京
和の素材を活かした風雅なボンボンショコラ
日本の美を感じるホテル雅叙園東京のPATISSERIE「栞杏 1928」。
ペストリー料理長 生野剛哉さんが手掛けるショコラをはじめとするスイーツや、ホテルオリジナルのデリカテッセン商品などが並びます。
店名の「栞杏」は、フランス語で「つなぐ」「絆」を意味する“Lien(リアン)”に由来。
生野シェフが手掛ける2021年のバレンタインチョコレートは、日常が様変わりする中、大切な人と共にバレンタインを迎えられることに改めて感謝の気持ちを込め、「近くにある幸せを願う」がテーマ。
館内に点在する日本画などの美術工芸品からヒントを得て、“好き”の気持ちをチャーミングに伝える和テイストのバレンタインチョコレートです。
銀の輝きを放つ木箱の中をあけると、まるで工芸品のような愛らしくも雅なボンボンショコラが並びます。
フレーバーは、梅、焦がし醤油、紫蘇、日本酒&黒豆、あんず&プラリネ、くるみ、抹茶&ごま、蜜柑&ヨーグルの8種類。新作は「焦がし醤油」、「梅」、「くるみ」の3種類。
「焦がし醤油」は、醤油をキャラメル状にしたような風味は、みたらしのようなコクとショコラが重なり、余韻の塩気がアクセント。新たな味わいに心躍ります。
「梅」は、梅がもつフルーティな風味と梅酒のような芳醇な香りが広がります。
「くるみ」は、クルミの優しいナッティーな香が滑らかなガナッシュと溶け合います。
それぞれフレーバーが個性的で、変化に富んだ味わいに心躍ります。ひと口ごとに新たな発見のある、和の素材を生かした風雅なボンボンショコラです。
ホテル雅叙園東京 PATISSERUE「栞杏 1928」
販売期間 2021年1月25日(月)~2月14日(日)
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/lien/
2021.01.20(水)
文・撮影=下井美奈子