搭乗待合室にはシンガポールがいっぱい
チェックインカウンターでは、あらかじめ送られていた名前が記載されている旅程表を提示。すると、搭乗券とPASSPORTと書かれたふたつ折りのカードを渡された。目的地へ移動するフライトと違うのは、手荷物を機内に預けられないことくらい。
モニターには便名が「JL1965」、目的地は「NARITA」と表示されている。一見、普通の表示のように感じるかもしれないけれど、ここは成田空港。つまり、成田発 − 成田着のフライトということ。搭乗口へと歩を進めると、通路もシンガポール一色になっている。
搭乗口に近づくと、まずはマーライオンがお出迎え。フォトフレームや大きなフォトパネルが用意された記念撮影スポットがあったり、謎解きウォークラリーがちりばめられていたり、マーライオンをモチーフにしたマスコット「マーリー」とも記念撮影ができたり。搭乗までの待ち時間が短く感じるお楽しみが盛りだくさんだ。
あれこれと写真を撮っていると、あっという間に搭乗時間となった。搭乗口では地上係員の方たちが「ご搭乗ありがとうございます Have a nice flight」と書かれた横断幕を掲げてくれている。
搭乗券を見せて機内へと進む途中、ボーディングブリッジの手前で再び横断幕が! みなさんの笑顔のお見送りで、既に心を弾ませながら機内へ向かったのだった。
2020.12.26(土)
文・撮影=たかせ藍沙