ほのぼのとした雰囲気のレトロな豆皿

◆立晶窯 豆皿 170元

 台北郊外にある鴬歌は、陶器の街として知られています。ここに工房を構える「立晶窯」は、陶芸家の蘇正立氏が立ち上げたブランド。台湾の家庭で昔からよく見かける茶碗や豆皿などを作っています。

 器には梅の花や魚、オレンジ、カキ、ボタン、バナナ、スイカなどが描かれており、その愛らしさに心がなごみます。

 職人による手描きなので、ひとつひとつが微妙に異なりますが、それがかえって味わい深いものに。お茶菓子を置くのにぴったりです。

2020.10.16(金)
文・撮影=片倉真理