バラエティに富んだ 台湾菓子の世界が刺激的
ここ最近の台湾のお菓子業界は、目を見張るほどの進化を遂げています。洗練されたパッケージや味わい深い新しいお菓子たちが次々と登場しており、台湾の人々の豊かな発想力が花開いている印象を受けます。

台湾菓子については以前にも取り上げていますが、今回は、老舗メーカーや世界大会で優勝したベーカリーなどが手がける、こだわりのお菓子を紹介したいと思います。
いずれも厳選された良質な素材を用い、甘さが控えめなのが魅力。また、材料に台湾原住民族のスパイスである「馬告」や、台湾料理に欠かせないアヒルの塩漬け卵などを用いており、台湾らしさもしっかりと感じられます。
それでは、バラエティに富んだ台湾菓子の世界を覗いてみましょう。

2020.08.17(月)
文・撮影=片倉真理