無垢の木の手触りがいいコップホルダー

 そして、取材中ずっと気になっていたのが、こちらの紙コップのホルダー。お茶を飲むときの手触りがよく、キッチンで、トレイの上に重ねられた姿も絵になっていました。

「木工製品のメーカーと、端材を再利用しようと話し合ってつくったものです。こんな風に継ぎ目なく、きれいにくり抜くのには技術と厚みのある素材が必要なんです」

 ウォールナットやキハダなど、種類が15種ほどあり、ひとつずつ表情が違うのも無垢の木ならでは。紙コップがぐっとおしゃれに見えるから不思議です。

「デザインも実は2種類あって、スタッキング可能なストレートなものと、握りやすいよう少しだけくびれているものがあります」

2020.03.28(土)
文=前中葉子(BEAM)
撮影=平松市聖