#07 気分は女優!? シネマな時間のギャスタウン
![風情あるガス灯を模したライトが映える街並み。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/9/-/img_c9790447195d512780723aad2ccc092f595556.jpg)
![歴史ある建築物はバンクーバー市により遺産登録。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/e/-/img_8e88f08967505547a7372031c534c330746870.jpg)
ダウンタウン北東部に位置するギャスタウンは、バンクーバー発祥の地。開拓時代を彷彿とさせる煉瓦造りの建物と石畳の道を歩けば、タイムスリップした気分に。
街の名前は、1867年、お酒とおしゃべりが好きなイギリス人蒸気船船長、ギャシー(おしゃべり)・ジャック・デイトンに由来すると言われています。この地にホテル兼バーを開き、それが街の誕生へと繋がりました。
彼のキャラクターよろしく、ギャスタウンは今もブティックやアートギャラリーなどが立ち並ぶ、賑やかで素敵なエリア。何をすべきか迷うけれど、ここは街並みに合う過ごし方を重視。
![ラバトアはテーブル同様に、ウエイティングバーもいつも満席。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/2/6/-/img_264f5c60a47ce950528c659a8b44870f578010.jpg)
![この日のシグネチャーカクテル。爽やかな味に引き込まれる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/7/-/img_d79f90b931bcfd2ad01bdbdd77504999429923.jpg)
今、もっとも多くのフーディーが集う注目のレストラン「ラバトア」。フレンチをベースにしたカナディアン料理が評判を呼び、予約は必須。クリームを乗せた生牡蛎や肉汁たっぷりの牛肉など、若きシェフ渾身のプレートが並びます。
でも料理の前に逃したくないのが、シグネチャーカクテル。アボカドカクテルなど訪れた日限りのワン・デイ・レシピによる美酒がどれも爽やか! ディナーの幕開けを華やかに演出してくれます。
そしておいしい食事を終えたら、お洒落な帽子なんていかが?
![上品なデザインのレディースとメンズを展開。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/a/-/img_3a7cc74c0748a5a6ce98bf02a6b6d310746173.jpg)
![1点89カナダドルという価格も魅力。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/7/5/-/img_758bde0c5849270c4c80ac843525d167142887.jpg)
イタリアのトスカーナ地方、シエナに本店をかまえる「カッペレリア・ベルタッチ・ザ・イタリアン・ハンドクラフター」。3代目を継ぐ息子アディがギャスタウンにブティックをオープンしました。
カラフルでいて、どれもかぶるとよく馴染む。緩やかな優しいラインが品のいいシルエットを生み、顔周りを美しく包み込んでくれます。とにかくかぶりやすい。
おニューの帽子をかぶって、ギャスタウンへ繰り出してみては?
2020.02.26(水)
文・撮影=CREA WEB編集部
コーディネーター=長谷川和人