日本のファンミーティングでの思い出
――ダダ役のミナさんとの共演はいかがでしたか?
ヨ・ジング ミナさん本人の性格がダダの性格と似ているんです。おかげで役に入りやすくて大変ありがたかったです。
僕はストレートに愛情表現する役は初めてで、照れくさくて演技に集中できない時もありました。そんな時ミナさんの笑顔が現場の雰囲気を明るくしてくれました。とても感謝しています。
――ワンジュン役のホン・ジョンヒョンさんと共演した感想を教えてください。
ヨ・ジング 冒頭ではライバルのような関係ですが、次第に男同士の友情が芽生えてきて関係性が変わっていく、興味深い役どころでした。撮影前からよく話していました。
ジョンヒョンさんはさっぱりした性格の明るい方なんです。おすすめの映画を教えてもらったり、すぐに打ち解けて楽しく撮影できました。みんな気が合うので、よく集まって食事をしましたよ。
――日本で昨年ファンミーティングをしたそうですが、その時どこかへ行きましたか?
ヨ・ジング 5月に日本へ行った時は、あちこち回りました。久しぶりに新宿に行ったのが、すごく楽しかったですね。飲食店を巡ってグルメを堪能しました。
東京タワーも見ましたよ。僕が泊まっていたホテルの近くに有名な公園があったんです。確か芝公園? その公園に行って散歩も楽しみました。
ちょうど幼稚園児が遠足に来ていて、気持ちのいい天気のなか、チューリップの絵を描いていました。そんな様子を見て過ごしました。
――「絶対彼氏。」の放送を楽しみにしている日本のファンへ、ひと言お願いします。
ヨ・ジング 原作とはひと味違う新しい「絶対彼氏。」になりました。日本のコミックが原作ですので、皆さんにご覧いただくのは少し緊張しますが、とてもロマンチックで胸がときめく作品です。ぜひご覧ください。ドラマを見てハッピーな恋をしましょう。
「絶対彼氏。」〈完全版〉
2020年2月7日(金)WOWOWにてスタート(全20話)[第1話無料放送]
毎週金曜 夜7:00(2話ずつ放送)
ドラマの撮影現場で、長年特殊メイクアップアーティストを務めていたオム・ダダ(ミナ)は、人気俳優のマ・ワンジュン(ホン・ジョンヒョン)と7年間の秘密の恋愛を続けていた。しかしある時、その交際が周囲にバレそうになり、その窮屈な恋愛に疲れた2人は別れてしまう。一方、クロノスヘブン社では、先端技術を駆使した“恋人用ロボット”ゼロナイン(ヨ・ジング)が開発されていた。ある時、開発者のボウォン(チェ・ソンウォン)は、自分の弟のようにかわいがっているゼロナインが気性の荒い財閥一家の娘ダイアナ(ホン・ソヨン)に届けられると知り、会社からこっそり持ち出す。
撮影用のダミー人形と入れ替わってダダのもとに配送されてきたゼロナイン。体勢を崩したダダが誤ってキスをすると、ゼロナインはダダを“彼女”だと認識し、一途な愛を注いでいく。ダダは彼にヨングと名付け、一緒に生活するのだが……。
2020.02.03(月)
文=石津文子