穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。
オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。
◆「キャベツと新玉ねぎ」の
マクロビレシピ
キャベツと新玉ねぎの
ピリ辛ごまソースあえ
基本の中華風ピリ辛ごまソースのバリエーションレシピ第2弾は、千切りキャベツと新玉ねぎにすりごまを加えてサラダ風に仕上げるお料理です。
ポイントはキャベツをとにかく薄く千切りにすること。スライサーを使うと細く柔らかい千切りキャベツが簡単にできるのでおすすめです。
また、あらかじめ塩をふっておくことで、さらにしんなりとしてかさが減り芯の部分も食べやすくなり、たくさんいただけます。
キャベツはビタミンU、別名キャベジンという成分で胃の粘膜を修復する効果があります。このビタミンUは加熱に弱いのでできるだけ生のまま食べましょう。
またマクロビ的にはその丸い形状から陰陽のバランスの取れたエネルギーを持ち、心身のバランスを取ると考えられているので積極的に取り入れたい食材です。
今の時期はサラダにぴったりな葉肉の柔らかい春キャベツが出回っているのでぜひお試しくださいね。
2019.04.16(火)
文=中村恭子
撮影=秋元良平